メーイのアリストテレース『詩学』解釈とオペラの誕生

電子版価格
¥8,360
  • 電子版あり

メーイのアリストテレース『詩学』解釈とオペラの誕生

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B5判/ページ数 284p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784326800551
  • NDC分類 766.1
  • Cコード C3073

出版社内容情報

メーイという一人の古典学者は、16世紀イタリアに伝えられたアリストテレース『詩学』の伝統に立ちつつ、現代人にも納得の行く読解を通じて、ある(すなわち悲劇は全篇歌われたという)結論に辿り着き、それに刺激を受けた詩人・音楽家たちが最終的にオペラの形式を生み出した。この一連の経過を明らかにするのが、本書の狙いである。

内容説明

オペラは古代悲劇の正統後継者である―定説を覆す画期的新説―

目次

第1章 歴史遡行:オペラ誕生から古代悲劇まで
第2章 アリストテレース『詩学』における物語・詩作の3手段
第3章 『詩学』の資料伝承
第4章 ヴェットーリの『詩学』解釈
第5章 メーイの悲劇上演形式観
付録 メーイ筆ヴェットーリ宛手紙4通(1559‐1560年)の翻刻および日本語訳

著者等紹介

津上英輔[ツガミエイスケ]
1955年東京生まれ。東京大学文学部および大学院で美学を専攻。博士(文学)。1985‐87年フライブルク大学で音楽学を専攻。同志社女子大学を経て1993年より成城大学文芸学部。現在教授として美学を担当。1999‐2000年イェイル大学客員研究員、2006、2013年ストックホルム大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品