ベートーヴェンの美学―音楽の時間構造

ベートーヴェンの美学―音楽の時間構造

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  • サイズ A5判/ページ数 281p/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784326800278
  • NDC分類 762.34
  • Cコード C3073

出版社内容情報

著者は音楽の歴史的スタイルをバロック,古典,ロマンの三つに分け,それらの「時間構造」の特性をニュートン物理学,カント+ヘーゲル哲学,シェリング哲学と結びつける。

【目次】
序論 音楽の時間プロセス
 1 バッハ音楽の時間性
 2 盛期古典派ソナタ・アレグロ形式の時間性
 3 ロマン派音楽の時間性
 予備考察―ベートーヴェン、革命、時間性

第1章 過去からの生/未来への生
 1 『ピアノ・トリオ』(作品1-2、ト長調、第一楽章)
 2 『弦楽四重奏曲』(作品59―1、ヘト長調、第一楽章)

第2章 勝利のヒロイズム/敗北のヒロイズム
 1 『大公トリオ』(作品97、変ロ長調第一楽章)
 2 『ハンマークラヴィーア・ソナタ』(作品106、変ロ長調第一楽章)

第3章 未来の同時創造:支え合う形態/対立し合う形態
 1 『ピアノ・ソナタ』(作品90、ホ短調、第一楽章)
 2 『弦楽四重奏曲』(作品132、イ短調、第一楽章)

附録 1795~1826年にヴィーンで出版されたソナタ・アレグロ楽章
訳者解説          

内容説明

ベートーヴェン音楽の時間構成法を同時代の哲学思想から読み解く。音楽における「時間」の意味を徹底的に問う。

目次

序論 音楽の時間プロセス
第1章 過去からの生/未来への生
第2章 勝利のヒロイズム/敗北のヒロイズム
第3章 未来の同時創造:支え合う形態/対立し合う形態

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