出版社内容情報
四年前に母が,二年前に長兄が,糖尿病患者の仲間入り。さあ大変!自分も立派に糖尿病予備群。糖尿病外来を担当する医師が自戒をこめて書いた患者さんとの共闘の呼びかけ。
【目次】
はじめに―現代社会と糖尿病
第1章 糖尿病と生活の質
1 二つの物語から
2 「受容」と「自立」
3 動機が不可欠
4 糖尿病と食生活
5 糖尿病と生活
6 一病息災を可能にする道
第2章 医者と患者
1 私と糖尿病
2 求められる技術水準
第3章 私の糖尿病 11例
1 健康診断で尿に糖が出ていると言われて来院
2 著しい高血糖を、食事療法と運動で改善
3 経口血糖降下剤による低血糖で”老人惚け”になる
4 一日三回のインスリン注射でしっかりコントロール
5 病歴一八年、視力低下と腎不全に見舞われて
6 壊疽で足を切断
7 風邪から肺炎、食べられない―インスリンを中止して昏睡に
8 放置することの恐さ―歯茎の感染からすんでのところで命びろい
9 心筋梗塞なにするものぞ
10 慢性膵炎による糖尿病
11 中断さえなければなんとかなる―90歳で毎日元気にインスリン注射
第4章 糖尿病の発症と憎悪のメカニズム
1 インスリンの分泌や働きが悪い
2 糖尿病といってもいろいろある
3 糖尿病患者の生命予後を左右するもの
4 憎悪の契機
あとがき
内容説明
四年前に母が、続いて二年前に長兄が、糖尿病患者の仲間入り。さあ大変。自分も立派に糖尿病予備群。自分ができないことを患者さんに押しつけてはいけないと、医師としての反省をこめて書いた糖尿病とのつき合い方。
目次
はじめに 現代社会と糖尿病
第1章 糖尿病と生活の質(二つの物語から;「受容」と「自立」;動機が不可欠;糖尿病と食生活;糖尿病と生活;一病息災を可能にする道)
第2章 医者と患者(私と糖尿病;求められる技術水準)
第3章 私の糖尿病11例(健康診断で尿に糖が出ていると言われて来院;著しい高血糖を、食事療法と運動で改善;経口血糖降下剤による低血糖で“老人惚け”になる;1日3回のインスリン注射でしっかりコントロール;病歴18年、視力障害と腎不全に見舞われて;壊疽で足を切断;風邪から肺炎、食べられない―インスリンを中止して昏睡に;放置することの恐さ―歯茎の感染からすんでのところで命びろい;心筋梗塞なにするものぞ;慢性膵炎による糖尿病;中断さえなければなんとかなる―90歳で毎日元気にインスリン注射)
第4章 糖尿病の発症と増悪のメカニズム(インスリンの分泌や働きが悪い;糖尿病といってもいろいろある;糖尿病患者の生命予後を左右するもの;増悪の契機)