出版社内容情報
21世紀の高齢社会を目前に,揺れ動く民間病院,薬業界,シルバー産業を産業経済的に分析し,あるべき厚生行政の姿を提言。著者は経企庁などの高齢者問題研究委員会委員。
【目次】
総論
第一部 病院経営の産業経済的側面
1 「医療法改正」後の病院経営
2 淘汰の時代に入った民間病院
3 不況下の企業経営
第二部 老人医療費の経済学的考察
4 増大する老人医療費
第三部 産業政策としての薬務行政
5 激変する医療品産業
6 90年代後半の医療品産業
7 地価下落からみた今回の景気変動
第四部 比較劣位にあるシルバー産業
8 改正老人福祉法の意義
9 シルバーマーク
10 有料老人ホーム設置運営指導方針
11 老人福祉における公私の役割分担
12 公的福祉の充実が先決
13 シルバー産業の国際化、自由化
14 介護の重み
参考文献
掲載誌
あとがき
内容説明
21世紀の高齢社会を目前に、「社会保障」と「市場メカニズム」という相反する理論体系の両立を目指す厚生行政に勝算はあるのか。揺れ動く民間病院、薬業界、シルバー産業を産業経済的に分析し、あるべき姿を提言する。
目次
第1部 病院経営の産業経済的側面
第2部 老人医療費の経済学的考察
第3部 産業政策としての薬務行政
第4部 比較劣位にあるシルバー産業