出版社内容情報
狼の再導入? マンモスの復活? 生態系の回復? 先駆的な環境保全活動「再野生化」の概念やプロジェクト例を紹介する初の概説書。
生態系の回復と社会の変革を目指す、真の革命「リワイルディング」とは何か?リワイルディング科学の要である大型動物と草地の相互作用による生態系の回復、先駆的な4つのプロジェクト例、倫理・政治・実践を考慮した上での実現可能な活動、将来についての10の予測を紹介する。地球の未来への新しい指針。
【原著】Paul Jepson and Cain Blythe, Rewilding: The Radical New Science of Ecological Recovery(Icon Books, 2020)
内容説明
狼の再導入?マンモスの復活?生態系の自己修復?生態系の回復と社会の変革を目指す、真の革命「リワイルディング」の概念やプロジェクト例を紹介する初の概説書。地球の未来に向けた新しい指針。
目次
1 新しい地平
2 メガファウナ[大型動物群]がいた過去
3 地球の劣悪化
4 リワイルディング実践の起源
5 野生の自然―さまざまなカスケード、空間、ネットワーク、エンジニアたち
6 地球システムへの影響
7 リワイルディングの政治と倫理
8 リワイルディングの規模を拡大する
9 リワイルディング―将来にむけての10の予測
著者等紹介
ジェプソン,ポール[ジェプソン,ポール] [Jepson,Paul]
元オックスフォード大学「生物多様性、保全、管理」修士課程のディレクター、リワイルディングを進めるコンサルタント組織Ecosulis社の自然再生リーダー。リワイルディングの政策や行動思想に関する科学的・一般的な論文を発表しながら、テレビやラジオにも定期的に出演している。2017年より、非営利団体「リワイルディング・ヨーロッパ」の監督委員会メンバー
ブライズ,ケイン[ブライズ,ケイン] [Blythe,Cain]
Ecosulis社のマネージング・ディレクターで生息域回復の専門家。特に自然的再生テクニックの導入、自然回復、テクノロジー使用による保全に詳しい。イングランドおよびウェールズでのビーバーを放つ試みのモニタリングに、多数参加し、再野生化をめぐる講演を定期的におこなうとともに、多くの再野生化プロジェクトに貢献
管啓次郎[スガケイジロウ]
詩人、明治大学理工学研究科総合芸術系教授
林真[ハヤシマコト]
独立研究者、翻訳家。明治大学理工学研究科総合芸術系博士前期課程終了。京都芸術大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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