出版社内容情報
鬼才建築家が構想するネオモダニズムの建築論は即ち20世紀末都市論となる。豊饒なイメージに彩られた詩的都市考学の世界。ボードレリアンがJ.G.バラード的世界を彷徨う。
【目次】
フェイド・イン―序にかえて
Ⅰ
同時代都市とテンポラリスム
Ⅱ
1 テクノポリスの教訓
2 「建築とミリタリーコネクション」序説
3 死の幾何学―俯瞰マニアと錯乱のグラフィシズム
4 ランドマークの力
5 美しき女庭師の誘惑―パラノイア庭園論のために
6 眼の庭園学―庭園劇場・舞台デザイン・メトロポリス
7 記号化するモニュメント
Ⅲ
1 「スーパーサーキュレーションシステム」に関する覚え書き
2 百頭の様式
3 複製の死・複製の生
4 レトルト建築学について
5 サンプリング・シアター
Ⅳ
1 ラテルナ・マジカの街路
2 ポストモダンの建築学的冒険
3 テクノクラート建築の詩学―シュペーアを読む
4 日常空間に転用された軍事デザイン
5 甍とハーケンクロイツ
6 座礁したプール―郊外の炸裂と変形
7 煙突のアリバイ
8 窓の不安
9 騒乱と憂鬱の海水浴場
10 ランドスケープ/サウンドスケープ
11 解体するコミュニケーションのスタイル―つくば科学万博’85
12 キュビストのプラハ
13 ロクス・ソルスの彷徨者―アルド・ロッシの未知なる記憶
14 ハンフリー・レプトンの風景式造園術
15 ラジオ・スタイリング断章
16 地中海へ落下する街、あるいは都市空間の臨場性について
17 観光地のフェリーニ的セット
18 メーキャップ建築論
フェイド・アウト―あとがきにかえて
内容説明
散開するプラクティカル・ドリームとイマジナリー・リアリズム!世紀末を翔ける鬼才建築家・彦坂裕が、文字でエスキースした詩的都市工学の世界。
目次
同時代都市とテンポラリスム
テクノポリスの教訓
死の幾何学―俯瞰マニアと錯乱のグラフィシズム
美しき女庭師の誘惑―パラノイア庭園論のために
レトルト建築学について
ポストモダンの建築的冒険
テクノクラート建築の詩学―シュペーアを読む
日常空間に転用された軍事デザイン
坐礁したプール―郊外の炸裂と変形
騒乱と憂鬱の海水浴場
解体するコミュニケーションのスタイル―つくば科学万博
ロクス・ソルスの彷徨者―アルド・ロッシの未知なる記憶
ハンフリー・レプトンの風景式造園術
メーキャプ建築論〔ほか〕