出版社内容情報
針灸漢方を実際の暮しの中に生かすために,針灸漢方に対する疑問に答え,家庭でも行なえる知識と手技を紹介する。針は痛くないか,出血しないか,針灸はなぜ効くのか,ほか。
【目次】
第1章 現代医療と針灸漢方
第2章 針灸漢方治療への予備知識
1 針は痛くないか 出血しないか
2 針で化膿しないか
3 針は体内で折れないか
4 針は内臓を傷つけないか
5 誰にでも針ができるか
6 灸はどうしてもぐさを用いるか
7 灸は熱くしなければ効かないか
8 針灸は身体のどこにするのか
9 灸はクセになるか
10 漢方薬と民間薬はどうちがうか
11 漢方薬は煎じ薬以外にどんなものがあるか
12 針灸・漢方の成り立ちはどのようなものか
第3章 針灸治療効果の解明
1 針灸はなぜ効くか
2 経穴・経路は存在するか
第4章 漢方薬の効能をめぐって
1 代表的漢方薬生薬の主治症と薬理
2 漢方薬の新しい局面―漢方薬の麻酔
第5章 針灸漢方治療実践の道筋
1 針灸漢方の適応性
2 針灸漢方治療導入の問題
3 針灸漢方治療の実際
4 自分で行う灸療法
第6章 針灸漢方を市民のものに
1 針灸治療の現状と問題点
2 漢方治療の現状と問題点
3 針灸漢方と西洋医学の協調
あとがき
索引