出版社内容情報
世界的な業績のある疫学者が、新型コロナ論文を題材に疫学の基礎から応用をわかりやすく解説。基本用語から最先端技法まで網羅する!
ランダム化比較対照試験、前向きコホート研究、症例対照研究など、疫学で使われる研究デザインとは? 世界を代表する医学専門誌に掲載された新型コロナ論文を読み解きながら、疫学の考え方を非医療者も理解できるようわかりやすく解説する。データと論理と知性の力によって無数の人々の生命を救う、疫学の成果と課題を知るために。
内容説明
基本用語から最先端技法まで網羅!世界を代表する医学専門誌に掲載された新型コロナ論文を読み解きながら、疫学の考え方を非医療者も理解できるようわかりやすく解説。データと論理と知性の力によって無数の人々の生命を救う、疫学の成果と課題を知るために。
目次
1 基礎編―疫学の基本事項(疫学とは;疾病頻度の指標;関連性の指標;因果性の競合的解釈;偶然 ほか)
2 応用編―新型コロナの疫学論文を読み解く(ランダム化比較対照試験“ワクチン”「これは勝利である」―ファイザー社mRNAワクチンの有効性;後向きコホート研究“ワクチン”リアルワールドエビデンスの「マジック」―イスラエルの集団接種;前向きコホート研究“ワクチン”Covid‐19ワクチンによる「発症」予防と「感染」予防;症例対照研究“ワクチン”急速に蔓延するデルタ株との闘い;後向きコホート研究“治療”コロナ時代の最初の巨大な研究スキャンダル―血圧降下薬・ヒドロキシクロロキン・イベルメクチン ほか)
著者等紹介
坪野吉孝[ツボノヨシタカ]
医師・博士(医学)。専門は疫学・健康政策。1989年東北大学医学部卒業。国立がん研究センター、ハーバード大学公衆衛生大学院などを経て、2004年東北大学大学院教授(医学系研究科臨床疫学分野・法学研究科公共政策大学院)。2011年より精神科臨床医。2020年、厚生労働省参与(新型コロナウイルス感染症対策本部クラスター対策班)。現在、東北大学大学院客員教授(医学系研究科微生物学分野・歯学研究科国際歯科保健学分野・法学研究科公共政策大学院)、早稲田大学大学院客員教授(政治学研究科)および国立がん研究センター客員研究員(予防研究部)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kochi
takao
あやべ