出版社内容情報
少子高齢化と経済の低迷による医療制度の持続可能性不安。この状況は1980年代以降、ヨーロッパ諸国が日本に先んじて経験したことであり、これまで種々の対策が行われてきた。本書は、欧州4か国(英仏蘭独)における医療制度改革の概要を俯瞰、そのエッセンスから日本の医療制度の課題を論考、解決策を提示するものである。
内容説明
ヨーロッパの経験から我が国の採るべき途を探る。少子高齢化と経済の低迷による医療制度の持続可能性不安。日本に先んじてこの状況を経験した欧州4か国(英仏蘭独)が実施してきた制度改革の概要を俯瞰、そのエッセンスから日本の医療制度の課題を論考する。
目次
第1部 ヨーロッパの医療制度の概要(イギリスの医療制度;フランスの医療制度;フランスの自由開業医療職について;オランダの医療制度;ドイツの医療制度;ヨーロッパにおける近年の医療制度改革の概要;ヨーロッパにおけるコミュニティケアについて)
第2部 日本への示唆(日本の医療制度の概要;今後日本でも検討されるべき対策)
付録
著者等紹介
松田晋哉[マツダシンヤ]
1960年岩手県生まれ。1985年産業医科大学医学部卒業。1991年‐1992年フランス政府給費留学生。1992年フランス国立公衆衛生学校卒業。1993年京都大学博士号(医学)取得。産業医科大学医学部公衆衛生学講師を経て、産業医科大学医学部公衆衛生学教授。専門領域:公衆衛生学(保健医療システム、医療経済、産業保健)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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