出版社内容情報
病気や事故等で突然放り込まれた現場で死生の判断を求められる。そんなときどう考える?死生の当事者としての市民のためのテキスト。
内容説明
身近な人の病気や事故、災害―突然放り込まれた現場で死生の判断を求められる。そんなとき、どう考える?死生の当事者としての市民とこれから現場に入る人のためのテキスト。
目次
第1部 臨床死生学とは?(臨床死生学の基盤;臨床死生学に求められる基礎的な知識と概念;臨床死生学の問いと方法)
第2部 死生の際で求められる「気づく力・考える力・行動する力」(ひとの命の始まりの死生学;生きることが難しい生の臨床現場から見る「法律の壁と死生の際」;生命の終わりの臨床現場におけるスタッフから見る「死生の際の困難と希望」;自殺と自傷行為;事故と災害:救急医療と死生学;神経難病(ALS)が抱える課題
認知症患者と家族の生活
小児がん患者と家族の生き方
がん緩和ケアと在宅ケア)
第3部 「死」「別れ」の文化(グリーフケア;埋葬/葬送儀礼)