出版社内容情報
今,医療に何が問われているのか?医療はどうあるべきか?人々の願いに医療は応えているか?これらの問題を問い直し,長年の経験をもとに書き下ろした医療学の成果!
【目次】
Ⅰ 医療とはなにか
第1章 医療に問われているもの
第2章 「病気」について
1 人々は病気をどのように考えてきたか
2 今日、「病気」はどのように考えられているか
3 「病気」の見方
第3章 患者について
1 日本の患者の実態
2 歴史的に見た患者の処遇
3 患者の心理と近年の「患者論」
4 患者をどのように理解するか
第4章 医療について
1 医療の特質
2 医療の対象範囲の拡大
3 社会の階級関係からくる医療の矛盾
4 医療はその国の国民が選択する「文化」
Ⅱ 患者と共同の営みとしての医療
第1章 医療行為の考え方
第2章 病気の「自己責任」論
第3章 「患者会」の運動と医療従事者
第4章 チーム医療(集団医療)
第5章 慢性疾患患者への系統的な対応(管理)
第6章 「在宅医療」の考え方とその取り組み
第7章 医療行為とその安全性の確保
第8章 死の臨床
第9章 医療の効率性
引用及び参考文献
あとがき
内容説明
脳死問題、臓器移植そして人工受精、DNA組み替えと「医学」の華々しい進歩が伝えられてくる。しかしその華々しい進歩が果たして人々の「医療」への願いに十分応えているであろうか?今、「医療」に何が問われているのか?「医療」はどうあるべきか?これらの問題を問い直し、長年の経験をもとに書き下ろした「医療学」の成果。
目次
第1部 医療とはなにか(医療に問われているもの;「病気」について;患者について;医療について)
第2部 患者との共同の営みとしての医療(医療行為の考え方;病気の「自己責任」論;「患者会」の運動と医療従事者;チーム医療〈集団医療〉;慢性疾患患者への系統的な対応〈管理〉;「在宅医療」の考え方とその取り組み;医療行為とその安全性の確保;死の臨床;医療と効率性)
-
- 洋書
- Mercenary