出版社内容情報
自発性を育む学校、アイデアが生まれやすいオフィス──人々の創造性を誘発しようとする現代的建築空間を社会学の観点から分析する。
私たちが日常的に利用する空間は今日、どのような問題意識と希望のもとでどのように設計され、私たちのふるまいや心理にどのような影響を与えようとするものなのか。フーコー派社会学の立場による学校建築・オフィスデザイン・公共空間デザインの分析から、現代的建築空間が創出するハイブリッドな「主体性」のあり方を明らかにする。
内容説明
私たちが日常的に利用する空間は今日、どのような問題意識と希望のもとでどのように設計され、私たちのふるまいや心理にどのような影響を与えようとするものなのか。フーコー派社会学の立場による学校建築・オフィスデザイン・公共空間デザインの分析から、現代的建築空間が創出するハイブリッドな「主体性」のあり方を明らかにする。
目次
第1章 主体性のハイブリッドな構成―建築空間の社会学的分析に向けて
第2章 アクティビティを喚起する学校建築―「ポスト規律訓練」的学校空間の組み立てとその系譜
第3章 オフィスデザインにおけるヒト・モノ・コトの配置―「クリエイティブ・オフィス」の組み立てとその系譜
第4章 公共性の触媒を創り出す―公共空間のハイブリッドデザイン(一)
第5章 編集・自分ごと・戦術―公共空間のハイブリッドデザイン(二)
終章 創造性をデザインする
著者等紹介
牧野智和[マキノトモカズ]
1980年東京都生まれ。現在、大妻女子大学人間関係学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Go Extreme
無題