出版社内容情報
人々の自由とりわけ女性解放に生涯をささげた、現代フランスのフェミニズムを体現する女性弁護士ジゼル・アリミの人生をたどる。
友人のアニック・コジャンのインタビューに答える形式。アリミはボーヴォワール、シモーヌ・ヴェイユと並ぶフランスフェミニストの第一人者で、アルジェリア戦争における拷問に対する闘い、強姦の厳罰化、人工妊娠中絶の合法化、パリテ(男女同数制)の先駆となるクオーター法成立、EUにおける女性法の平等化推進などに尽力した。
内容説明
アルジェリア戦争時の拷問に対する闘い、強姦の厳罰化、人工妊娠中絶の合法化、パリテ(男女同数制)の先駆となるクオータ制…。人々の自由とりわけ女性解放に生涯をささげたフェミニスト弁護士の人生。
目次
第1章 不当な仕打ちに傷ついて―反抗的な子ども時代
第2章 わたしの自由は人々の自由に役立つためにある
第3章 強姦、それは日常のファシズムだ
第4章 「ショワジール」…女性同士の友愛を力に
第5章 政治の世界にフェミニズムを
第6章 女性弁護士として、いつまでも
おわりに 松明を手渡す
著者等紹介
アリミ,ジゼル[アリミ,ジゼル] [Halimi,Gis`ele]
1927年生まれ、2020年没。弁護士、第二波フェミニズムの活動家、政治家
コジャン,アニック[コジャン,アニック] [Cojean,Annick]
1957年生まれ。ジャーナリスト。『ル・モンド』紙特派員
井上たか子[イノウエタカコ]
獨協大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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