メディア論の地層―1970大阪万博から2020東京五輪まで

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メディア論の地層―1970大阪万博から2020東京五輪まで

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  • サイズ B6判/ページ数 304p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784326654253
  • NDC分類 361.45
  • Cコード C3036

出版社内容情報

日本でメディア論的思考はどのように覚醒したのか──。空前絶後の大阪万博から半世紀、その歴史的かつ地域的な地脈を探る。

日本で「メディア論」はどのように覚醒したのか。空前絶後の大阪万博をはじめ、その契機となった出来事に焦点をあてる。大学における人文知の伝統のみならず、情報環境のグローバルな変容に鋭敏な芸術家や建築家の創造知、CATVやミニFMなどに魅了された人びとの実践知とも不可分に結びついた、メディア論的思考の地脈を探る。

内容説明

空前絶後の大阪万博から半世紀。日本で「メディア論」はどのように覚醒したのか―大学における人文知の伝統のみならず、情報環境のグローバルな変容に鋭敏な芸術家や建築家の創造知、CATVやミニFMなどに魅了された人びとの実践知とも不可分に結びついた、メディア論的思考の地脈。

目次

1 メディア論の地層(マクルーハン、環境芸術、大阪万博―一九六〇年代日本の美術評論におけるマクルーハン受容;メディアのなかの考現学―アカデミズムとジャーナリズム、エンターテインメントの狭間で;インターネット前夜―情報化の“触媒”としての都市)
2 メディア・リテラシー論の地層(放送文化の民俗学―六輔さすらいの旅、その射程;送り手のメディア・リテラシー―二〇〇〇年代の到達点、一〇年代以降の課題と展望;ポストテレビ、ハラスメント、リテラシー―地上波テレビとインターネット動画の関係史)
3 メディア・イベント論の地層(大阪万博以後―メディア・イベントの現代史に向けて;メディア・イベントの可能態―藤幡正樹“Light on the Net”(一九九六年)を解読する
偏在するスクリーンが媒介する出来事―メディア・イベント研究を補助線に)
4 パブリック・アクセス論の地層(DIYとしての自主放送―初期CATVの考古学;「ポストメディア」の考古学―ミニFMをめぐる思想と実践を手掛かりに;災害ユートピアとしてのパブリック・アクセス)

著者等紹介

飯田豊[イイダユタカ]
1979年生まれ。東京大学大学院学際情報学府博士課程単位取得退学。現在、立命館大学産業社会学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

お抹茶

0
1990年代までは,特定の雑誌の購読や東京で起こっていることを通じて,ある文化の動向を理解しやすい時代だった。2020/04/02

tkm66

0
すんなり読めたが、これまでの先人の研究へのマウンティング、って感は否めないかな。2020/07/02

チャーリイ

0
第5章「送り手のメディア・リテラシー」で民放連プロジェクトの最大の特徴を「番組の読み解きではなく、表現から学ぶことであった。身体を動かし、グループで番組を作ることで読解が深まり、その結果さらに表現が高まる。結果よりも過程を重視した活動であることは言うまでもない」と総括しているのが興味深い。その後、送り手/受け手の区別が曖昧になり、著者は、ワークショップの新たな形を模索しているが、誰もが送り手になり得ることで「身体を動か」すことばかりがちやほやされる現代だからこそ、読解にも着目すべきではないかとは思った。2020/06/22

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