内容説明
自由化か、組織化か?若者の就職の仕組みを、どう再構築すればよいのか。非正規雇用が増え、新卒採用の仕組みと社会の実態との間にきしみがみられる現在、「未就職」を個人の失敗として若者たちの責任に帰してよいのか。高校や大学が果たすべき役割を見直し、組織的に就職を支援している事例を検討する。
目次
序章 若者の移行プロセスを再構築するための「組織化」にむけて
第1部 高校編(高校における就職指導と未就職卒業者支援のいま;専門高校における産学連携教育)
第2部 大学編(新規大卒労働市場の変化;大卒未就職者問題への対応)
著者等紹介
小杉礼子[コスギレイコ]
東京大学文学部卒業。博士(教育学)。現在、独立行政法人労働政策研究・研修機構特任フェロー
堀有喜衣[ホリユキエ]
お茶の水女子大学大学院人間文化研究科単位取得修了。現在、独立行政法人労働政策研究・研修機構副主任研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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