東京大学東洋文化研究所東洋学研究情報センター叢刊
リスクの中の東アジア―アジア比較社会研究のフロンティア〈2〉

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  • サイズ B6判/ページ数 267,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784326653744
  • NDC分類 302.2
  • Cコード C3036

内容説明

東アジアにおけるリスク認識はいかなるものか、新自由主義的な諸政策が拡がる中でアジアの人びとは変化をどう評価しているのか、伝統的なアジア的概念の有効性や限界はどこにあるのか、などをテーマに比較分析した。アジア・バロメーターにもとづくアジア横断的な比較研究の成果。

目次

第1部 社会関係とリスク、社会関係の中のリスク(比較の視点からみたアジアのリスク認識;家計リスク対応としての児童労働―その選択決定要因の東南アジア比較;紛争リスクとアジア―軍事支出認識の比較政治学)
第2部 新自由主義の拡がりというリスク(東アジアにおける福祉政策の再検討;対抗的グローバル化の誕生?―越境と政治参加の比較社会学;市場経済化の政治リスク―格差拡大をめぐる中印露比較)
第3部 アジアの社会的紐帯―リスクか、資源か?(アジアにおける家族主義―その歴史的起源と変化をめぐって;義理と人情、どちらが大切?―縁故主義の日米中印比較;宗教は信頼を生み出すか―マルチレベル分析によるアプローチ)

著者等紹介

園田茂人[ソノダシゲト]
東京大学大学院情報学環、東洋文化研究所教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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