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出版社内容情報
マスコミの現状や理論を概観すると共に、急速に身近になったインターネットによる市民・NPOのメッセージ発信について解説する。
本書の前半では、コミュニケーション学の立場からマスコミを位置づけ、主なマスコミ理論を説明する。後半では、国際メディアと市民メディアを取りあげる。市民メディアの部では映像とウェブ・コンテンツの制作について具体的に解説する。この部分が本書の目玉である。
第一章 マスコミ環境から見る
第二章 コミュニケーションを理解する
1 個人完結型コミュニケーション
2 対人コミュニケーション
3 集団コミュニケーション
4 組織コミュニケーション
5 マス・コミュニケーション
第三章 マスコミを理論で説明する
1 1920─40年代:直接的で強い効果
2 1940─60年代:限定的な効果
3 1960─80年代:受け手主体/再び、強い効果
(1) アクティブ・オーディエンス
(2) 強力効果理論の新たな展開
(3) カルチュラル理論の台頭
4 1980─2000年代:メディア・アクセスとメディア・リテラシー
5 まとめ
第四章 マスコミの実践から学ぶ
1 グローバライゼーションとメディア
(1) マスコミとジャーナリズムの歴史的な流れ
(2) 国際メディア報道
(3) グローバライゼーションと商業主義
(4) 国際ニュースと海外イメージ
(5) 日本からの情報発信
(6) エンターテイメント情報の流通
(7) まとめ
2 市民とメディア
(1) 市民が使うメディア
(2) 市民のメディア発信の意義と課題
第五章 マスコミを実践して学ぶために
1 映像メディア発信
(1) 映像の連続性(コンティニュイティ)
(2) 物語性の一致
2 ウェブ・コンテンツ制作
(1) アクセスに必要な技術
(2) 使いやすさへの配慮
(3) サイトの信頼性
(4) 内容表現の問題
(5) 対話の可能性
おわりにかえて
参考文献
人名索引/事項索引
内容説明
マスコミの現状や理論を概観、急速に身近になった市民・NPOによるメッセージ発信について解説する。
目次
第1章 マスコミを環境から見る
第2章 コミュニケーションを理解する(個人完結型コミュニケーション;対人コミュニケーション;集団コミュニケーション;組織コミュニケーション;マス・コミュニケーション)
第3章 マスコミを理論で説明する(一九二〇‐四〇年代:直接的で強い効果;一九四〇‐六〇年代:限定的な効果;一九六〇‐八〇年代:受け手主体/再び、強い効果;一九八〇‐二〇〇〇年代:メディア・アクセスとメディア・リテラシー)
第4章 マスコミの実践から学ぶ(グローバライゼーションとメディア;市民とメディア)
第5章 マスコミを実践して学ぶために(映像メディア発信;ウェブ・コンテンツ制作)
著者等紹介
金山勉[カナヤマツトム]
1960年山口県に生まれる。1998年オハイオ大学コミュニケーション学大学院テレコミュニケーション学専攻博士課程修了(マス・コミュニケーション学博士)。上智大学文学部新聞学科助教授
金山智子[カナヤマトモコ]
1960年岩手県に生まれる。2003年オハイオ大学コミュニケーション学大学院テレコミュニケーション学専攻博士課程修了(マス・コミュニケーション学博士)。慶応義塾大学メディア・コミュニケーション研究所助教授
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