やさしいマスコミ入門―発信する市民への手引き

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  • サイズ B6判/ページ数 207,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784326653034
  • NDC分類 361.45
  • Cコード C3036

出版社内容情報

マスコミの現状や理論を概観すると共に、急速に身近になったインターネットによる市民・NPOのメッセージ発信について解説する。

本書の前半では、コミュニケーション学の立場からマスコミを位置づけ、主なマスコミ理論を説明する。後半では、国際メディアと市民メディアを取りあげる。市民メディアの部では映像とウェブ・コンテンツの制作について具体的に解説する。この部分が本書の目玉である。

第一章 マスコミ環境から見る
第二章 コミュニケーションを理解する
1 個人完結型コミュニケーション
2 対人コミュニケーション
3 集団コミュニケーション
4 組織コミュニケーション
5 マス・コミュニケーション

第三章 マスコミを理論で説明する
1 1920─40年代:直接的で強い効果
2 1940─60年代:限定的な効果
3 1960─80年代:受け手主体/再び、強い効果
 (1) アクティブ・オーディエンス
 (2) 強力効果理論の新たな展開
 (3) カルチュラル理論の台頭
4 1980─2000年代:メディア・アクセスとメディア・リテラシー
5 まとめ

第四章 マスコミの実践から学ぶ
1 グローバライゼーションとメディア
 (1) マスコミとジャーナリズムの歴史的な流れ
 (2) 国際メディア報道
 (3) グローバライゼーションと商業主義
 (4) 国際ニュースと海外イメージ
 (5) 日本からの情報発信
 (6) エンターテイメント情報の流通
 (7) まとめ
2 市民とメディア
 (1) 市民が使うメディア
 (2) 市民のメディア発信の意義と課題

第五章 マスコミを実践して学ぶために
1 映像メディア発信
 (1) 映像の連続性(コンティニュイティ)
 (2) 物語性の一致
2 ウェブ・コンテンツ制作
 (1) アクセスに必要な技術
 (2) 使いやすさへの配慮
 (3) サイトの信頼性
 (4) 内容表現の問題
 (5) 対話の可能性

おわりにかえて

参考文献
人名索引/事項索引 

内容説明

マスコミの現状や理論を概観、急速に身近になった市民・NPOによるメッセージ発信について解説する。

目次

第1章 マスコミを環境から見る
第2章 コミュニケーションを理解する(個人完結型コミュニケーション;対人コミュニケーション;集団コミュニケーション;組織コミュニケーション;マス・コミュニケーション)
第3章 マスコミを理論で説明する(一九二〇‐四〇年代:直接的で強い効果;一九四〇‐六〇年代:限定的な効果;一九六〇‐八〇年代:受け手主体/再び、強い効果;一九八〇‐二〇〇〇年代:メディア・アクセスとメディア・リテラシー)
第4章 マスコミの実践から学ぶ(グローバライゼーションとメディア;市民とメディア)
第5章 マスコミを実践して学ぶために(映像メディア発信;ウェブ・コンテンツ制作)

著者等紹介

金山勉[カナヤマツトム]
1960年山口県に生まれる。1998年オハイオ大学コミュニケーション学大学院テレコミュニケーション学専攻博士課程修了(マス・コミュニケーション学博士)。上智大学文学部新聞学科助教授

金山智子[カナヤマトモコ]
1960年岩手県に生まれる。2003年オハイオ大学コミュニケーション学大学院テレコミュニケーション学専攻博士課程修了(マス・コミュニケーション学博士)。慶応義塾大学メディア・コミュニケーション研究所助教授
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