社会保障政策論

社会保障政策論

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  • サイズ B6判/ページ数 245p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784326652259
  • NDC分類 364
  • Cコード C3036

出版社内容情報

戦後、拡充の一途をたどった我が国の社会保障政策は、全体の基調として、現在の低成長化の超高齢化社会に社会保障を軟着陸させるために、社会保障制度の大幅な改革が必要である。そのポイントは、国民生活の安定にかかわる公私の役割分担の見直しで、社会的な諸事情が大きく変化するならば公私の役割分担もそれに見合うように改める必要がある。
 本書は、そうした問題意識から、社会保障のあり方に関する基本的な諸事項について考察し、これに基づいて社会保障改革の方向を示したものである。


内容説明

これからの超高齢社会に適合した社会保障制度の在り方を考察し、ポイントとなる公私の役割分担の見直しなど、制度改革の方向性を提示する。

目次

第1章 社会保障の理念・背景・機能
第2章 現代社会保障の性格と副作用
第3章 社会保障の経済的インパクト
第4章 社会保障の財源政策
第5章 利用者負担の役割と活用
第6章 国民生活の安定と公私の役割分担
第7章 国民生活の安定と市場原理
第8章 社会経済の動向と社会保障改革の方向
第9章 所得保障の背景と改革の方向
第10章 医療保障の背景と改革の方向
第11章 社会福祉の背景と改革の方向
第12章 介護保険の背景、性格とメリット・デメリット