出版社内容情報
かつて「ビルマ」の名前で日本人にも親しまれたこの国は、1988年に軍事政潅が成立し、国名を本来の「ミャンマー」に戻した。以来、安定的な政治制度の確立と経済近代化をめざして、近代国家へ躍進しようとしている。本書は、元日本大使がこの国の真の姿は何か、将来の展望はどうなのかを公平無私な立場から、率直に伝える現地レポートである。政府と反政府運動という二極対立のみが強く報道されている傾向をただし、あるがままの現況を詳しく述べる。背景にある国民性や社会の特質、日本との関係を探り、映画『血の絆』のエピソード、固有のこと
内容説明
マスコミの報道に異議あり。外交の最前線に携わってきた著者がミャンマー情勢の偽らざる現実をなまなましく紹介し、その背景となっているこの国の社会と文化を解明する。
目次
1 ミャンマー情勢の虚像と実像
2 日本とミャンマー
3 ミャンマーの人たちとその生活
4 パンガの恋の物語―映画「血の絆」そもそものなれそめ
5 諺が語るミャンマー
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