女であることの希望―ラディカル・フェミニズムの向こう側

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  • サイズ B6判/ページ数 209,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784326651993
  • NDC分類 367.2
  • Cコード C3036

出版社内容情報

男と女という単純な枠組みにこだわる不毛さを説きながら,やさしさと感受性に溢れた平等な性関係とは何かを求めていく。親密な家族とは,美の呪縛とはなど四つの問題を解く。

【目次】
序章 ラディカル・フェミニズムの向こう側
 1 ジェンダーの重層性
 2 性別という規範
 3 ラディカル・フェミニズムを越えて


第1章 家族―「個人的なものの領域」として
 1 人間というアイデンティティ/性というアイデンティティ
 2 フェミニズムと「性」の問題
 3 高度の選択性/運命の呪縛
 4 純粋な関係性
 5 家族に流れる時間

第2章 選択―女性は主婦を選択できるか
 1 別姓論争における主婦
 2 「選択いうなの強制」という問題
 3 主婦の位置
 4 自由な選択の重み
 5 割り切れない問題


第3章 美の呪縛―平等とは何か
 1 「ミス・コンテスト問題」の発見
 2 差別の二重化
 3 個人的に解決すべき問題
 4 「美しいもの」における平等の困難
 5 性という存在形式
 6 もう一つの場所

第4章 身体―ジェンダーの社会的構成
 1 「私と世界の関係」はどう変わったか
 2 ジェンダーという関係性
 3 家族というシステム
 4 美をめぐる苦境
 5 性的身体を生きる女性

あとがき
文献
索引

内容説明

「個人的なものは政治的」だろうか。やさしさと感受性に溢れた愛の関係を求めて、繊細で鋭敏な議論をくりひろげる。

目次

序章 ラディカル・フェミニズムの向こう側
第1章 家族―「個人的なものの領域」として
第2章 選択―女性は主婦を選択できるか
第3章 美の呪縛―平等とは何か
第4章 身体―ジェンダーの社会的構成

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

t80935

1
ラディカルフェミニズムを知った時は、目から鱗が落ちるような視野の広がりを感じた。だが、ラディカルフェミニズムのように早急なやり方、視点ではもう世界を変えて行くことはできない。この本のタイトルは女であることの希望だが、どちらかというと女であることの絶望なのではないかと思った。2014/03/27

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