出生率はなぜ下ったか―ドイツの場合

出生率はなぜ下ったか―ドイツの場合

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  • サイズ B6判/ページ数 304,/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784326651368
  • NDC分類 367.234
  • Cコード C3036

出版社内容情報

ドイツでは1985年に合計特殊出生率が1.28という史上最低値を記録した。子どもを持つことの意味の変化,女性の生き方の変質,家族のあり方の変化などからその原因をさぐる。

【目次】
第1章 現代社会における子ども願望
      ―合意のためのいくつかのパラドクス
 1 かっての家族と親子関係
 2 いまの家族と親子関係

第2章 「女性役割」や「女性解放」は出生率低下とどんな関係があるのか?
      ―女の人生の歴史的変化
 1 過渡期の女性たち
 2 女の人生の激変
 3 教育の場での変化
 4 職場での変化
 5 性とパートナーの変化
 6 新しい問題

第3章 遅く産んだ母親
      ―女性と子どもの新しい関係
 1 女性のチャンス拡大のための制度的措置
 2 個人的なことは政治的
 3 高年出産
 4 医学上のリスク
 5 母性の社会史に向けて
 6 ライフコース上のチャンス
 7 遅く産んだ母親と早く生んだ母親
 8 共通の関心事

第4章 出生率低下
      ―政治的テーマの学問的キャリア
 1 出生率低下にどんな問題があるか
 2 出生率低下とマクロの視点
 3 出生動向とミクロの視点
 4 実際的・政策的なレベル

第5章 女は家庭へ帰る?
      ―新家族政策をめぐる議論
 1 政治の風向きの変化
 2 家族政策上の措置
 3 社会政策上のフレーム条件
 4 新しい母親像
 5 母親が仕事をやめるのは、子どものためになる?
 6 <新しい父親像>の政策に向けて
 7 むすび


解説
参考文献
索引 

内容説明

〈1.57ショック〉を先取りした西ドイツの実状と論争をフォロー。男女平等の上に築く家族の未来を展望する。

目次

第1章 現代社会における子ども願望―合意のためのいくつかのパラドクス
第2章 「女性役割」や「女性解放」は出生率低下とどんな関係があるか?―女の人生の歴史的変化
第3章 遅く産んだ母親―女性と子どもの新しい関係
第4章 出生率低下―政治的テーマの学問的キャリア
第5章 女は家庭へ帰る?―新家族政策をめぐる議論

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