出版社内容情報
ヨーロッパ文化中心の文明論でなく,純粋に客観的な要素だけで特殊文明の理念型を構築し,新たな特殊文明のリストを提示することで,世界像を新たな視角から捉えなおす。
【目 次】
序にかえて
―歴史化のつとめ―
1 多元文明史観
2 諸文明
3 α群文明の型
4 トインビーの歴史大系
1 文明の分類
2 動態論
3 高等宗教論
4 批判
5 唯物史観と多元文明史観
1 「前進的諸時間」をめぐって
2 階級と国家
3 疎外論
6 人類の未来
あとがき
内容説明
ダニレフスキー、シュペングラー、トインビーの西欧中心の主観論を克服して、客観的科学へ再構築。曲解されたマルクス歴史観の原像を、アジア的生産様式論争に決定的終止符を打ったと広く評される快答をおりこんで復元。
目次
1 多元文明史観
2 諸文明
3 α群文明の型
4 トインビーの歴史大系(文明の分類;動態論;高等宗教論;批判)5 唯物史観と多元文明史観(「前進的諸時期」をめぐって;階級と国家;疎外論)
6 人間の未来
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