出版社内容情報
レイコフ,スペンダー,クリステヴァなど女の言語の研究を紹介吟味し,いずれにも言語決定論と言語支配という固定的な壁があることを指摘。総合的観点から女の解放を探る。
【目 次】
この本をお読みになる日本の読者へ
まえがき
第1章 はじめに―言語とフェミニズム
第2章 言語理論―理論の枠組と方法論
第3章 言語の多様性とその政治性―言語と言語学における性差
第4章 謝った二分法―文法と性的対極化
第5章 改革を起こす―性差別的言語を浄化することができるか
第6章 沈黙・疎外・抑圧―フェミニストの言語モデル(Ⅰ)
第7章 フェミニストの言語モデル(Ⅱ)―記号学と性別化した主体
第8章 疎外を超えて―女と言語に対する統合的アプローチ
第9章 結論/フェミニズムと言語理論―問題と実践
注
訳者注
用語解
訳者解説/フェミニストの言語研究―英語と日本語の場合
訳者あとがき
参考文献
索引
内容説明
社会言語学、精神分析など言語とフェミニズムをめぐる昨今の研究を整理し、言語決定論の可能性と限界を説いて、新しく統合的言語学による解放を示す。
目次
はじめに―言語とフェミニズム
言語理論―理論の枠組と方法論
言語の多様性とその政治性―言語と言語学における性差
誤った二分法―文法と性的対極化
改革を起こす―性差別的言語を浄化することができるか
沈黙・疎外・抑圧―フェミニストの言語モデル
フェニミストの言語モデル〈2〉記号学と性別化した主体
疎外を越えて―女と言語に対する統合的アプローチ
結論/フェミニズムと言語理論―問題と実践