出版社内容情報
「個人的努力」を「集団的努力」で支える必要を現実化するにはどのようにしたらよいのか。福祉縮小の政策動向の中にあって,福祉の現場から実践を通して理論構築を示した。
【目 次】
はじめに
第1章 公的扶助ケースワークの基礎と応用
第2章 生活関係形成への視点
-生活の集団性への視点-
第3章 生活関係形成への理論
第4章 子育てをめぐる生活関係の形成
第5章 成人福祉課題への生活関係の形成
第6章 今後の課題
内容説明
「個人的能力」を「集団的努力」で支えるためには如何にすべきか。実践記録に基づく方策と理論を探り、福祉現場に明確化。
目次
第1章 公的扶助ケースワークの基礎と応用(生活形成への援助)
第2章 生活関係形成への視点―生活の集団性への視点(地方自治と社会福祉―生活保護を中心として;生活問題把握の視点―生活史調査と生活援助)
第3章 生活関係形成への理論(生活の社会化と住民主体;在宅福祉への提言)
第4章 子育てをめぐる生活関係の形成(子ども・家族・貧困―社会階層と子どもの進路を中心として;婦人の福祉を通して私が出会った子どもたち;頑張れ第2世代の子どもたち;生活保護世帯の高校進学状況調査にとりくんで)
第5章 成人福祉課題への生活関係の形成(アル中と田んぼワーカー・新米現業員;精神薄弱者の地域での生活をささえる;簡易宿泊所の老人達は今;働く意欲をなくしたケースの処遇の視点)
第6章 今後の課題(住民の生活と従業者の悩み・喜び)