数理社会学シリーズ
数理社会学の理論と方法

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  • サイズ A5判/ページ数 139p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326648689
  • NDC分類 361
  • Cコード C3336

出版社内容情報

社会現象を数理モデルをもちいて論理的に読みとく! そのための理論と方法を高校レベルの数学と豊富な応用例で解説。第1部では個人を出発点とする合理的選択理論からゲーム理論と社会的選択理論への流れに加え、社会全体を出発点とする社会ネットワーク分析を取り上げる。第2部では微分方程式やシミュレーションのやり方と社会調査・実験によってデータ収集し、統計をもちいて予測を検証するという数理社会学の典型的な方法を解説する。

数理社会学シリーズの刊行にあたって



第2巻 はしがき:数理社会学の理論と方法[小林盾・海野道郎]



第1部 数理社会学の理論



第1章 合理的選択理論――行為のモデル[小林盾]

 1.1 はじめに

 1.2 モデル

 1.3 応用例

 1.4 研究のフロンティア

 1.5 さらに勉強するために



第2章 ゲーム理論――相互行為のモデル[武藤正義]

 2.1 はじめに

 2.2 モデル

 2.3 応用例

 2.4 研究のフロンティア

 2.5 さらに勉強するために



第3章 社会的選択理論――集団のモデル[金井雅之]

 3.1 はじめに

 3.2 モデル

 3.3 応用例

 3.4 研究のフロンティア

 3.5 さらに勉強するために



第4章 社会ネットワーク分析――社会構造のモデル[松田光司]

 4.1 はじめに

 4.2 モデル

 4.3 応用例

 4.4 研究のフロンティア

 4.5 さらに勉強するために



第2部 数理社会学の方法



第5章 微分方程式――変化を表現する[籠谷和弘]

 5.1 はじめに

 5.2 微分方程式

 5.3 応用例

 5.4 研究のフロンティア

 5.5 さらに勉強するために



第6章 シミュレーション――コンピュータで予測・説明する[金澤悠介・朝岡誠]

 6.1 はじめに

 6.2 シミュレーション

 6.3 応用例

 6.4 研究のフロンティア

 6.5 さらに勉強するために



第7章 社会調査と実験――データを収集する[小山友介・小林盾]

 7.1 はじめに

 7.2 社会調査

 7.3 実験

 7.4 応用例

 7.5 研究のフロンティア

 7.6 さらに勉強するために



第8章 統計――データを分析する[大?裕子]

 8.1 はじめに

 8.2 統計の考え方

 8.3 統計によるデータ分析

 8.4 応用例

 8.5 研究のフロンティア

 8.6 さらに勉強するために



付録

 A 数式の読み方と意味[小林盾]

 B 論文執筆のためのチェックリスト[小林盾]

 C 数理社会学 活動一覧[朝岡誠・金澤悠介]



索引

編者略歴/執筆者略歴

小林 盾[コバヤシ ジュン]
小林 盾(こばやし じゅん) 1968年生まれ. 成蹊大学文学部教授. 専攻は数理・計量社会学, 社会的不平等, 家族. 『ライフスタイルとライフコース:データで読む現代社会』(編著)新曜社(2015年), 『社会学入門:社会をモデルでよむ』(編著)朝倉書店(2014年)ほか.

海野 道郎[ウミノ ミチオ]
海野 道郎(うみの みちお) 1945年生まれ, 東北大学文学研究科名誉教授. 専攻は数理計量社会学, 社会意識論. 『日本の階層システム2 公平感と政治意識』(編著)東京大学出版会(2000年), 『秩序問題と社会的ジレンマ』(編著)ハーベスト社(1991年)ほか.

内容説明

社会現象を数理モデルをもちいて読みとく!そのための理論と方法を高校レベルの数学と豊富な応用例で解説。本巻は基礎編。合理的選択理論からゲーム理論と社会的選択理論、社会ネットワーク分析といった理論とともに、微分方程式やシミュレーション、社会調査・実験によるデータ収集、統計といった数理社会学の典型的な方法をも詳解する。

目次

第1部 数理社会学の理論(合理的選択理論―行為のモデル;ゲーム理論―相互行為のモデル;社会的選択理論―集団のモデル;社会ネットワーク分析―社会構造のモデル)
第2部 数理社会学の方法(微分方程式―変化を表現する;シミュレーション―コンピュータで予測・説明する;社会調査と実験―データを収集する;統計―データを分析する)

著者等紹介

小林盾[コバヤシジュン]
1968年生まれ。成蹊大学文学部教授。専攻は数理・計量社会学、社会的不平等、家族

海野道郎[ウミノミチオ]
1945年生まれ、東北大学文学研究科名誉教授。専攻は数理計量社会学、社会意識論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

MrO

1
扱っている内容の範囲の広さとページ数の関係より、手法の紹介にとどまる。さらに勉強するためにはこんな本があるよとか、こんな風に実際の研究に使われているよというまとめ方になっている。概略を掴むには、サラッと読めて、便利な本である。参考文献リストと付録についている数理社会学会の活動一覧が役に立つ。2019/03/07

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