出版社内容情報
1919(大正8)年から1941(昭和16)年の間の女性を対象とした社会事業調査19点を収める。調査は、乳幼児死亡、妊産婦保護、母子保護、婦人救済の分野にわたっている。大正後半期から昭和戦前期には、さまざまな社会問題が生じ、女性の生活にも大きな変化が現れた。世論の高まりと活発な民間活動を背景に、母子保護、婦人救済の対策がはかられた時期に当たっている。
[収録資料] 乳児死亡の実態、全国親子心中調査表、母子保護世帯生活状態調査、芸娼妓酌婦紹介業に関する調査、農村疲弊と子女売買問題、東北の窮乏と身売防止、ほ