出版社内容情報
昭和期に実施された「貧困者調査」のうち、要救護者調査と被救護者調査19点を収める。救護法の登場は、戦前の貧困者救助を軸とした社会事業行政のなかで、極めと大きな位置を占める。本巻に収めた調査は、この救護法に基づいて実施されたもので、内務省社会局によるものと地方自治体の社会行政部局によるものとがある。
[収録資料] 要救護者数調査結果、要救護者調査、東京市内要救護者に関する調査、昭和7年救護状況報告、被救護者に関する調査、世田谷区上馬方面要救護者調査、保護世帯の家計調査、昭和16年度被救護及被扶助者調査、ほ
目次
解説 第3巻「貧困(昭和期2)」について
特論 〈貧困〉への関心がもたらしたもの―近代の社会調査への覚え書き
要救護者数調査結果
要救護者数調査概要
要救護者調査
要救護者に関する調査
東京市内要救護者に関する調査
要救護世帯及之に準ずる世帯の調査
昭和7年救護状況報告
被救護者に関する調査(昭和8年度)
金沢市に於ける第一種カード階級者(居宅救護)の生活状態調査
被救護者に関する調査(昭和9年度)
世田谷区上馬方面要救護者調査概要
救護法に依る被救護世帯調査
本市に於ける救護状況調査
昭和11年度被救護世帯調査
金沢市に於けるカード階級者の住宅について
救護法に依る救護の防止停止事情及其の世帯の現状に関する調査
保護世帯の家計調査
被救護・被扶助世帯の環境調査―東京市一方面地区に於ける
昭和16年度被救護及被扶助者調査
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