出版社内容情報
精神論中心から制度論・政策論中心ヘ! 見失われたウェーバーの本邦初訳。経済政策史=権力政治史上のウェーバーの鋭い洞察。
近代資本主義の発展と伝統的支配構造のなかで、特にドイツにおける大土地所有(貴族の財産)が、いかに世襲財産(フィデイコミス)によって維持され、経済・社会に影響を与えていたかを分析する。マックス・ウェーバー『プロイセンにおける世襲財産問題の農業統計的・社会政策的考察』の本邦初の翻訳。【原著】Max Weber, Agrarstatistische und sozialpolitische Betrachtungen zur Fideikommisfrage in Preusen (1904)
【目次】
訳者まえがき
凡例
マックス・ウェーバー『ドイツ世襲財産問題の考察──プロイセンを中心に』
原注
訳注
訳者解説──ウェーバー「世襲財産論」の内容とその意義
一 ドイツ帝国主義の合理的建設論
二 研究史批判
三 「小世襲財産」と「大世襲財産」
四 「森林世襲財産」の存在
五 「世襲財産論」(1904年)と「戦時利得の貴族化」(1917年)
主要索引



