「少女」の社会史 (新装版)

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「少女」の社会史 (新装版)

  • 今田 絵里香【著】
  • 価格 ¥3,850(本体¥3,500)
  • 勁草書房(2022/05発売)
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  • サイズ A5判/ページ数 256p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326603497
  • NDC分類 367.6
  • Cコード C3036

内容説明

「少女」はどのようにつくられたのか。少年少女雑誌の分析を通じて、近代日本における「少女」という表象の成立とその受容過程を解明する。

目次

「少女」と都市新中間層
1 「少女」の誕生とその変遷(「少女」の誕生―少女雑誌以前;「少女」の身体の変遷;近代家族と「少女」;「少女」の成功)
2 「少女」の受容(少女ネットワーク;エスという親密な関係;「子ども」のジェンダー)

著者等紹介

今田絵里香[イマダエリカ]
1975年京都府生まれ。現在、成蹊大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

南北

41
明治時代から戦前までの「少女」の歴史的・社会的変遷を研究した論文に加筆したもの。「少女」は高等女学校などの学校教育や教育熱心な都市新中間層とよばれる家庭、さらには少女雑誌自体が少女という表象の形成に大きな役割を果たしてきたとしている。「少女の友」という雑誌を中心にした分析から時代の変化によってときに矛盾したことが要求されたり、少年誌とは異なり、編集者の内山基と読者たちとの「少女ネットワーク」が雑誌の投稿欄を通じて形成されていったことが指摘されていて興味深く感じた。2022/11/18

中将(予備役)

2
戦前少女雑誌『少女の友』の研究論文。学校制度と相関する少年と少女の分岐を指摘し、少女像の変遷や提示され支持された成功者の例、「エス」の意義を、掲載数を数えながら追究していた。読みやすく挿絵が綺麗。世相は反映しているにせよ、規範を示すというほどなのだろうかとも思うが、具体的に挙げられた作品の変遷は面白かった。中原淳一の絵や内山基の編集は偉いなと思う。2022/09/26

Go Extreme

1
「少女」と都市新中間層: 少女研究の課題 都市新中間層の女子 少女雑誌 「少女」の誕生とその変遷: 「少女」の誕生―少女雑誌以前 ジェンダーの変容 メリトクラシーとジェンダ 「少女」の身体の変遷 近代家族と「少女」 「少女」の成功 「少女」の受容: 少女ネットワーク ネットワークの機能 核としての清純主義・芸術主義 成員の証としてのペンネーム コミュニティの解体 清純主義・芸術主義 エスという親密な関係: エスと文字世界 エスとは何か 対抗文化としてのエス エスと少女ネットワーク 「子ども」のジェンダ2022/06/29

よっちん

0
研究室2022/11/14

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