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出版社内容情報
ネット同時配信等ネット融合が本格的に始まった現在、放送メディアはどこを目指せばいいのか。多角的な議論を土台にアプローチする。
これからの放送はどうあるべきか。放送を巡る制度、公共性、フェイクニュース、災害報道、テレビへの視聴者の信頼やニーズ、ネットとの競合とすみ分け、放送メディアのビジネルモデルなど、DXが進行するなか、放送メディアが抱える課題や問題を掘り下げる。日本民間放送連盟研究所の客員研究員による成果集。
内容説明
ネット同時配信などネット融合が本格的に始まった現在、放送メディアはどこを目指せばいいのか?多角的な議論を土台に、放送が抱える課題を掘り下げ将来を展望する。
目次
第1部 放送を巡る制度と公共性(「放送」概念についての覚え書き―通信と放送の融合を見据えて;「2040年問題」から考える放送制度;2036年の放送を展望する―英国の放送事情と日本の放送制作;サイマルキャスティング、ウェブキャスティングの国際制度比較―送信可能化からCommunication to publicへ;放送の公共性と放送人の倫理観の生長―放送人研修の課題と可能性)
第2部 ビジネスモデルと戦略(民間放送局のビジネスモデル―デジタル時代における新たな展開はあるか;媒体と媒体の競争―テレビの対ネットすみ分け戦略と追随戦略)
第3部 ニュース(人びとはフェイクニュースにどう反応するか―日・韓・タイの比較を通じて;デジタル時代のローカルニユースのイメージ―災害報道から考える)
第4部 視聴者(テレビに対する信頼度と娯楽系番組選好の関係;インターネットを通じたテレビ番組の視聴について―タイムシフト視聴とTVer利用;放送ネット同時配信の海外における実態と日本でのニーズ)