内容説明
「預かり保育」は、政策立案者・保育者・親からどのように意味づけられてきたのか。政策言説の分析、保育者と親への調査・インタビューにより、子育てをめぐってせめぎ合う、公的領域/私的領域の再編のポリティクスを解明する。
目次
序章 子育てをめぐるポリティクスを探る
第1章 預かり保育の概況と先行研究の検討
第2章 理論的枠組みの検討
第3章 本書における調査の概要
第4章 預かり保育をめぐる政策言説の通時的変化
第5章 預かり保育の実施状況と保育者の認識
第6章 預かり保育に対する保育者の意味づけ
第7章 預かり保育の利用状況と親の認識
第8章 預かり保育に対する親の意味づけ
終章 子育てをめぐる公私再編のポリティクス―結論と今後の課題
著者等紹介
清水美紀[シミズミキ]
1987年生まれ。お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科博士後期課程修了。博士(社会科学)。現在、川口短期大学こども学科専任講師。専門は子ども社会学、教育社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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