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出版社内容情報
アフガン復興支援国際会議で話題になったNGOは、今や国際協力・外交の場で欠かすことのできない存在となってきている。98年12月の「特定非営利活動促進法」(NPO法)の施行でNGOを支える法整備も一応の準備がされたが、このNGOとは一体どのような組織で、どのような活動を行っているのだろうか。
本書は、国際協力の最前線で活躍している人たちの現場からの活動報告である。日本のNGOの活動現場を実際に知ることから、読者の国際協力への理解が深まるのである。
内容説明
本書は、筆者が1996年4月より2年足らず、外務省より出向して在籍した大阪大学大学院国際公共政策研究科(OSIPP:Osaka School of International Public Policy)から、陸続として育っている国際NGO活動等に従事する元院生に、それぞれの経験を披瀝する場を与え、国際貢献のための彼らの活躍ぶりについて読者に知っていただくことを目的とした本である。
目次
序章 国際NGO:その若々しい活力と弥増す存在感
第1章 アフリカは玉手箱:NGOの挑戦
第2章 ミャンマー保健医療支援活動:子どもたちに笑顔と健康を
第3章 児童労働と向き合う時:届けたい働く子どもたちの声
第4章 職場は地雷原:カンボジア地雷問題最前線
第5章 世界の難民・日本の難民:官の目、民の目、学者の目
第6章 モンテネグロでの避難民支援活動:ユーゴ紛争の一断面
第7章 ボスニア・ヘルツェゴヴィナの民主化:国際社会の介入
第8章 国際的選挙支援活動を机上と現場で考える:新しい国際協力の分野
第9章 日本の国際協力政策とNGO:人間の安全保障を求めて
著者等紹介
津守滋[ツモリシゲル]
1962年3月京都大学法学部卒業。1965年4月外務省入省。ドイツ、ソ連の各大使館、南ア総領事館、OECD代表部勤務、経済局国際経済第二課長、官房長官秘書官、アジア局地域政策課長、欧亜局審議官、在ミュンヘン総領事、在ベルリン総領事、大阪大学大学院国際公共政策研究科及び同法学部教授、クウェート大使、ミャンマー大使。2002年7月退官。2002年9月東洋英和女学院大学大学院客員教授
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