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出版社内容情報
少年非行が問題となるたびに、テレビが描く暴力や性描写が批判されてきた。テレビの暴力シーンは本当に青少年の攻撃性を高め、悪影響を与えるのだろうか。
番組内容を客観的に把握した上での冷静な議論と適切な対応が必要との考えにもとづき、本書は、1970年後半から1990年半ばにかけて番組の中で暴力や性描写などがどのように提示されているかを数量的に明らかにする。また、輸出入番組の分析から国際理解の促進面・阻害面を指摘し、日本人が番組に求めるもの、視聴者としての日本人の特性などを考察する。
内容説明
暴力や性描写はどのように扱われているか。テレビの影響力を改めて考えるための冷静な議論と適切な対応の前提となる客観的な番組分析。
目次
1 テレビドラマの移り変わり
2 内容分析―1977年‐1994年(日本のテレビは本当に暴力的か;数値が語る「ドラマ」の変化;番組;登場人物;暴力;性描写)
3 テレビドラマによる国際理解と誤解