出版社内容情報
1980年に「日夕イ社会構造の比較研究」の主題で東南アジアの経済発展と農村の変容の様相を、東北タイ・中部タイのニつの農村をモデルとした実地調査が行われ「タイ農村の構造と変動」が刊行された。調査項目は、村落構造・農業経営・農外就労状況・家族親族構造・信仰儀礼・行政であった。その後1980年代後半からの、タイ経済の急成長と衰退を経て二つの村落はどのように変容したのか。15年の軌跡を求めて、同じ項目について追跡調査が実施された。とくに首都に近い中部タイ農村の変貌はわが国近郊農村の様相と酷似していることに驚かされ
内容説明
本書は、平成７（１９９５）～平成９（１９９７）年度に行われた、研究課題「東南アジアにおける経済発展と農村の変容―１０年の経験」による、タイ農村の動向についての調査研究の成果である。
目次
第１部 東北タイ―ノーンクン（行政と最底辺村落；農業の現状と問題；農外就業構造の多様化と農村工業；生活様式の変化 ほか）
第２部 中部タイ―ランレーム（ムーバーン・ランレームの素描；経済・経営：多種農外産業の展開；就業構造の変動；農業経営と土地所有の変化 ほか）
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- 和書
- 文化政策を学ぶ人のために
