アマルティア・セン回顧録〈上〉インドでの経験と経済学への目覚め

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アマルティア・セン回顧録〈上〉インドでの経験と経済学への目覚め

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  • サイズ 46判/ページ数 292p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784326550890
  • NDC分類 289.2
  • Cコード C3033

出版社内容情報

最高の知性はいかに生まれたのか? ベンガル大飢饉や激しい宗教対立など、原点となる少年時代の体験から経済学に出会うまでを語る。

1933年、ダッカに生れたアマルティアは、タゴールが創設した学校で学び、ベンガル大飢饉を目の当たりにし、ムスリムとヒンドゥーの過酷な宗教対立に衝撃を受ける。後にノーベル経済学賞を受賞する少年は、イギリスから独立していく激動のインドで何を感じたのか? 経済学に目覚めるまでを独特のユーモアを交えて振り返る。
【原著】Amartya Sen, Home in the World: A Memoir(Penguin Press, 2021)

内容説明

一九三三年、当時インドの一部であったダッカに生れたアマルティアは、ノーベル文学賞を受賞した詩人タゴールが創設した学校で学び、ベンガル大飢饉を目の当たりにし、そしてイスラム教とヒンドゥー教の激しい宗教対立に衝撃を受ける。のちにノーベル経済学賞を受賞する少年は、イギリスから独立していく激動のインドで何を感じ、何を学んだのか?原点となる少年時代の体験から、大学で最先端の経済学に出会うまでを、独特のユーモアを交えて軽やかに語る。

目次

第1部(ダッカとマンダレー;ベンガルの川;壁のない学校;祖父母とともに;議論の世界;過去の存在)
第2部(最後のベンガル飢饉;バングラデシュの構想とベンガル;抵抗と分断;イギリスとインド)
第3部(カルカッタの都会生活;カレッジ・ストリート)

著者等紹介

セン,アマルティア[セン,アマルティア] [Sen,Amartya]
ハーヴァード大学経済学・哲学教授。1998年にノーベル経済学賞を受賞。1998年から2004年までケンブリッジ大学トリニティ・カレッジの学寮長(マスター)を務めた。2012年にアメリカのオバマ大統領より国家人文学勲章が授与され、2020年にはドイツのシュタインマイヤー大統領よりドイツ書籍協会平和賞を受賞した

東郷えりか[トウゴウエリカ]
上智大学外国語学部フランス語学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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壱萬参仟縁

51
E図書館。アマルティア〔ベンガル語のオモルト〕は、サンスクリットで不死身。アマルティアは人が死なない場所(天)からきた者(10頁)。ビルマでは女性が目立つ(16頁)。個人の自由と社会の進歩を後押しするうえで教育が果たす役割は、タゴールの考えがとくに洞察力と説得力に満ちたものになるテーマであることを私(セン)は知った(47頁)。タゴールとガーンディーは互いによく議論をもちかけていたが、非常に異なる関心事があった(107頁)。タゴールは日本の文化や歴史、教育を称賛。のちに日本のナショナリズムを激しく非難2023/04/10

月をみるもの

12
タゴール、ボーズ、マハラノビス、シン元首相、、、などなど インドのエリート+インテリ 総出演。幼少期に飢饉や宗教対立を間近で見た体験が、数学と物理とサンスクリットを愛する少年を経済学へと導いていく。。2023/03/23

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