出版社内容情報
繁栄の分かち合いという仏教経済学の目標(世界中の人々が生態系と調和した快適で楽しい人生を送れるよう地球資源を利用)を追求。
仏陀は、真の幸せは外の世界、名声や消費、友人や権力から得られるものではないと説いた。私たちが見えない大きなものに身を委ね、すべての人に慈悲の気持ちを持ち、人生のかえ難い瞬間を自覚することにより、真の幸せは自己の内面から来る。お互いの思いやりを反映し、世界の資源を持続的に分かち合える経済の仕組み作りを提唱する。
目次
第1章 なぜ包摂的な経済モデルが必要か
第2章 仏教経済学とは何か
第3章 人と人の相互依存
第4章 人と環境の相互依存
第5章 豊かな人と貧しい人の共栄
第6章 生活の質(QOL)を測る
第7章 仏教経済学への跳躍
著者等紹介
ブラウン,クレア[ブラウン,クレア] [Brown,Clair]
カリフォルニア大学バークレー校経済学教授。労働・技術・社会研究センター所長、(元)労働雇用研究所所長、同志社大学ITECオムロン・フェロー。ウェルズリー大学卒業、メリーランド大学でPh.D.取得。主な研究分野は労働経済学
村瀬哲司[ムラセテツジ]
1945年吉林(旧満州)生まれ。1968年一橋大学商学部卒業。2001年京都大学学位取得、博士(経済学)。東京銀行、東京三菱銀行調査部長、京都大学国際交流センター教授、龍谷大学経済学部特別任用教授を経て、京都大学名誉教授、龍谷大学客員講師、国際通貨研究所上席客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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