出版社内容情報
課税によって歳出削減費用を調達するなど環境外部性の問題を、理論的な経済成長のモデルの枠組みをつかって分析していく。第1章 環境問題と経済学/第2章 経済成長モデルと環境外部性/第3章排出費用、企業行動と経済成長/第4章 人的資本蓄積と環境外部性/第5章 排出削減の負担配分と経済成長
目次
はしがき
第1章 環境問題と経済学
1.1 はじめに
1.2 経済成長モデルと環境外部性
1.3 経済成長と環境保全:課税による財源調達
1.4 地球温暖化問題の現状
第2章 経済成長モデルと環境外部性
2.1 はじめに
2.2 Gradus and Smulders(1993)のモデル:無限時間視野モデルと環境外部性
2.3 無限時間視野モデルによる環境外部性の研究
2.4 John and Pecchenino(1994)のモデル:世代重複モデルと環境外部性
2.5 世代重複モデルによる環境外部性の研究
2.6 本書で用いられるモデル
第3章 排出費用,企業行動と経済成長
3.1 はじめに
3.2 モデル
3.3 企業に対する社会からの圧力と成長率の関係
3.4 おわりに
補論1
補論2
補論3
第4章 人的資本蓄積と環境外部性 課税政策の成長効果
4.1 はじめに
4.2 モデル
4.3 動学体系
4.4 政策効果
4.5 おわりに
補論1 長期均衡の存在と一意性
補論2 長期均衡の安定性
第5章 排出削減の負担配分と経済成長 Hirazawa, Saito and Yakita(2011)の議論
5.1 はじめに
5.2 Hirazawa, Saito and Yakita(2011)の議論
5.3 おわりに
参考文献
平澤 誠[ヒラサワ マコト]
平澤誠(中京大学准教授)
目次
第1章 環境問題と経済学(経済成長モデルと環境外部性;経済成長と環境保全:課税による財源調達 ほか)
第2章 経済成長モデルと環境外部性(Gradus and Smulders(1993)のモデル:無限時間視野モデルと環境外部性
無限時間視野モデルによる環境外部性の研究 ほか)
第3章 排出費用、企業行動と経済成長(モデル;企業に対する社会からの圧力と成長率の関係 ほか)
第4章 人的資本蓄積と環境外部性―課税政策の成長効果(モデル;動学体系 ほか)
第5章 排出削減の負担配分と経済成長―Hirazawa,Saito and Yakita(2011)の議論
著者等紹介
平澤誠[ヒラザワマコト]
1971年、愛知県に生まれる。1994年、中京大学経済学部卒業、2002年、博士(経済学)中京大学。中京大学非常勤講師、名古屋大学大学院経済学研究科研究員(非常勤)等を経て、2013年より中京大学経済学部准教授。専攻は公共経済学、環境経済学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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