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日本交通政策研究会研究双書
都市の物流マネジメント

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  • サイズ A5判/ページ数 234p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326548125
  • NDC分類 675.4
  • Cコード C3333

出版社内容情報

都市における物流はどうあるべきか、物流の円滑化・効率化を実現する施設やシステムをいかに計画し実現していくか。都市住民にとって望ましい物流システムを提案。

本書は都市の物流マネジメントという考え方を提案し、この基本的な考え方と実現のためのさまざまな施策を通じて、計画論を試みている。このため交通需要予測や解析論などの調査分析論や、トラックターミナル・倉庫などの物流施設の詳細な設計論は類書に譲り、荷さばき計画、共同配送計画、総合交通管理計画を取り上げ、それらの計画事例を示して施策立案に直ちに活用できるように工夫している。

第1章 都市における物流
1.1 都市における物流の役割
1.2 物流の定義と内容
1.3 都市の物流システム

第2章 都市の物流マネジメント
2.1 都市の物流問題と求められている政策
2.2 都市の物流マネジメントの定義と内容
2.3 物流マネジメントにもとづく都市の将来像

第3章 都市の物流政策の変遷と主な計画制度
3.1 都市の物流政策の変遷
3.2 物流にかかわる総合的な計画制度
3.3 広域物流拠点にかかわる計画制度
3.4 交通ネットワークにかかわる計画制度
3.5 地区物流にかかわる計画制度

第4章 荷さばき施設の計画
4.1 荷さばき施設計画の内容と特徴
4.2 路上荷さばき施設
4.3 路外荷さばき施設
4.4 建物内荷さばき施設

第5章 共同配送の計画
5.1 共同配送計画の内容と特徴
5.2 都市内共同配送
5.3 建物内共同配送
5.4 都市内と建物内の一括共同配送

第6章 貨物車の総合交通管理
6.1 貨物車の総合交通管理の内容と特徴
6.2 パリにおける貨物車交通管理
6.3 ロンドンにおける貨物車交通管理
6.4 ニューヨークにおける貨物車交通管理
6.5 東京における貨物車交通管理

第7章 物流マネジメントの社会実験
7.1 社会実験の意義と課題
7.2 荷さばき計画の社会実験
7.3 共同配送の社会実験
7.4 交通規制の社会実験

付録1 近年の物流の特徴
付録2 物流の多面性と留意点

索引

図表目次
写真目次

内容説明

都市における物流はどうあるべきか。環境にやさしく効率的な物流を実現する「まちづくり」をどのように進めていくか。都市にとって望ましい物流システムを、荷さばき計画、共同配送計画、総合交通管理計画、社会実験の事例をもとに提案する。

目次

第1章 都市における物流
第2章 都市の物流マネジメント
第3章 都市の物流政策の変遷と主な計画制度
第4章 荷さばき施設の計画
第5章 共同配送の計画
第6章 貨物車の総合交通管理
第7章 物流マネジメントの社会実験
付録

著者等紹介

苦瀬博仁[クセヒロヒト]
東京海洋大学海洋工学部流通情報工学科教授。東京大学大学院医学系研究科ホスピタル・ロジスティクス講座客員教授。早稲田大学大学院理工学研究科博士課程修了。工学博士。専門分野:都市物流計画、ロジスティクス、都市計画

高田邦道[タカダクニミチ]
日本大学副理事長・常務理事。日本大学理工学部社会交通工学科教授。日本大学理工学研究科建設工学専攻修了。工学博士。専門分野:交通工学、都市交通管理計画、物流施設計画

高橋洋二[タカハシヨウジ]
東京海洋大学海洋工学部流通情報工学科教授。東京大学工学部都市工学科卒業。工学博士。専門分野:都市計画、ロジスティクス、交通計画(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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