出版社内容情報
東アジアの経済社会発展の軌跡を追うための、長期かつ比較可能性をキーコンセプトに収集した「知的インフラ」ここに完結。
東アジアの産業構造は、半世紀にわたる工業化の過程で激しい変化を経験した。工業化の進展は農業構造に変容を迫り、都市化を通じて社会状況を変貌させた。成長と構造の観点から本シリーズ全体を概観する。
内容説明
東アジアの経済構造は、半世紀にわたる工業化の過程で激しい変化を経験した。工業化の進展は農業構造に変容を迫り、都市化を通じて社会状況を変貌させた。成長と構造の観点から本シリーズ全体を概観する。『東アジア長期経済統計』全１５巻、第４１回大平正芳記念賞特別賞受賞。
目次
第１章 国民経済計算と経済成長・産業構造（国民所得統計への関心とＳＮＡの誕生；国民経済計算（ＳＮＡ）
経済成長とペティ＝クラークの法則）
第２章 工業化時代のアジア経済（工業とはいかなる産業か；工業化を定義する；貿易と工業化；ミャンマーの輸入代替工業化；フィリピンの輸入代替工業化；シンガポールの工業化；韓国の輸出志向工業化戦略）
第３章 長期経済統計でみるメコン経済圏の経済発展（メコン経済圏の経済発展の概要；支出面からみる経済発展；生産面：産業構造）
