出版社内容情報
理論的深化と応用分野の拡大により、さらなる発展を遂げつつある「公共経済学」を、厚生経済学および公共政策の観点から解説する。大学学部2年生~4年生を対象としたテキスト。
公共経済学は市場が失敗する公共領域を分析の対象とし厚生経済学・財政学・一般均衡理論・情報の経済学などを母体として発展してきた新領域である。本書では、「厚生経済学の基本定理」に結実した市場メカニズムの特性を明らかにし、市場の失敗に潜む論理を解き明かし、その解消のためのメカニズムの設計可能性について論じる。
基礎編
第1章 公共経済学の課題
第2章 公共財供給
第3章 外部効果
第4章 租税の経済学Ⅰ:ミクロ分析
第5章 租税の経済学Ⅱ:マクロ分析
第6章 社会的選択と厚生評価
第7章 戦略操作の経済分析
第8章 政治経済学:公共選択
応用編
第9章 規制緩和と競争政策
第10章 環境政策
第11章 都市政策
第12章 地方分権の経済学
第13章 保険と年金
練習問題の解答
索引
内容説明
理論的深化と応用分野の拡大により、さらなる発展を遂げつつある「公共経済学」を厚生経済学および公共政策の観点から解説する、大学学部2年生~4年生を対象としたテキスト。
目次
基礎編(公共経済学の課題;公共財供給;外部効果;租税の経済学1:ミクロ分析 ほか)
応用編(規制緩和と競争政策;環境政策;都市政策;地方分権の経済学 ほか)
著者等紹介
緒方隆[オガタタカシ]
九州国際大学経済学部教授
須賀晃一[スガコウイチ]
早稲田大学政治経済学術院教授
三浦功[ミウライサオ]
九州大学大学院経済学研究院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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