神戸大学経済学叢書
所得格差のマクロ動学分析

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  • サイズ A5判/ページ数 314p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326546435
  • NDC分類 331.85
  • Cコード C3033

目次

第1部 所得格差の基礎理論(所得格差の尺度と現実;新古典派分配理論;ソロー・モデルと所得格差)
第2部 動学的一般均衡における所得格差(世代重複モデルと所得格差;ラムゼイ・モデル入門;ラムゼイ・モデルにおける格差 ほか)
第3部 労働移動、労働市場と所得格差(偏向的技術進歩、教育費用、世代間階層移動と賃金格差;非正規労働の増加と賃金格差;最低消費、労働供給と所得格差)

著者等紹介

中村保[ナカムラタモツ]
1962年生まれ。山口大学経済学部卒業、神戸大学大学院経済学研究科博士課程後期課程退学。山口大学助手・講師・助教授、神戸大学助教授を経て、神戸大学大学院経済学研究科教授。この間、ブリティッシュ・コロンビア大学(カナダ)客員准教授・客員教授、アモイ大学(中国)マクロ経済研究センター連携教授などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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中村保先生の本である。所得格差の理解のために第1部では効用関数、一般均衡、静学分配、ソローモデル(動学的一般均衡)が書かれており、図でわかりやすく説明されている。Jone-Manueli型の生産関数などは全く知らなかった。ラムゼイ・モデルではサドルパスやトランスバーサリティ条件などについて図から説明されている。3部の労働移動,労働市場と所得格差のところが本題で賃金の硬直性や価格効果、世代間階層移動モデル、などが載っている。2部までは大学院のマクロレベルである。2014/09/12

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