出版社内容情報
安定的な成長のための技術的基盤の構築と底上げ、企業家精神に富んだ人材の育成、外資系企業とのネットワーク構築の必要性を論じる。
本書は、貧困削減・地方の発展、国民生活の安定、余剰労働力の受け皿としての中小企業育成(社会政策として)、自動車、電気・電子産業といった高付加価値製造業における裾野産業の育成という2つの視点から、途上国の中小企業振興を分析し、グローバル時代に途上国が発展するために必要な中小企業育成の条件を提示する。
【目次】
内容説明
発展途上国の中小企業への現実的かつ包摂的な政策を提言。「人」に焦点を当てた支援を中心に、資金調達・R&D・ネットワーク・人材育成についての実証的知見を披歴する。
目次
見過ごされてきた風景―99.7%の実情とは
第1部 誰に届く政策効果か:従来型施策の限界(R&D・輸出・投資・金融包摂)(研究開発投資と人的資本投資の効果―インドネシア地場中小企業の個票データを用いたミクロ計量分析;外部との連携に効果はあるのか―輸出による学習効果、直接投資のスピルオーバー効果、GVCへの参加と中小企業の生産性向上;金融アクセス改善に効果はあるのか―銀行貸し付けと中小企業の生産性)
第2部 生産性向上に向けた新たな施策の可能性:ネットワーク・人材育成・組織編成(労働者のパフォーマンス改善と認知能力の向上―インドネシア・モロッコでの実験から;エジプト製造業企業におけるラインワーカーの賃金決定―3つの能力(レゴブロックを用いた実践的能力・非認知能力・認知能力)から見たミクロ計量経済分析
ラオスの工場労働現場における生産性改善とピア効果―非認知能力の異質性に着目して)
ミクロ開発計量経済学の叙情詩―希望の設計図に向けて
著者等紹介
栗田匡相[クリタキョウスケ]
関西学院大学経済学部教授 博士(経済学)。1973年生まれ。2006年、一橋大学大学院経済学研究科博士後期課程修了、国連大学世界開発経済研究所(UNU WIDER)客員研究員、早稲田大学大学院アジア太平洋研究科助教を経て、現職。専攻:開発経済学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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