出版社内容情報
伝統的な都市化の考え方を捨て、「科学的発展観」を基に進める、中国の特色ある新しい都市化の理論とその道筋を探求する。
中国の新しい都市化とは、人間本位を堅持し、新型の工業化を原動力とし、全面的で統一的に考慮することを原則とし、都市の現代化・集約化・エコ化および農村の都市化を推進することである。科学的発展に基づき集約的で高効率で機能が完備され、環境に優しく、社会と調和し、個性的で、大中小都市と農村の調和のとれた都市を目指す。
内容説明
中国の新しい都市化とは、人間本位を堅持し、新型の工業化を原動力とし、全面的で統一的に考慮することを原則とし、都市の現代化、都市の集約化、都市のエコ化、及び農村の都市化を推進し、全体的に都市化の質と水準を高め、科学的発展に基づき、集約的で高効率で、機能が完備され、環境に優しく、社会と調和し、個性的で、都市と農村が一体化され、大中小都市と農村の調和のとれた、都市化の道を進めるものである。
目次
第1章 中国の特色ある新しい都市化への道筋
第2章 中国の都市化の傾向及び人口収容能力
第3章 中国における都市規模の効率性と都市規模に関する政策
第4章 中国の都市化における質的評価と分析
第5章 中国の都市化のコスト計算方法と影響要因
第6章 中国における都市部の土地利用効率と土地の節約に関する潜在能力
第7章 中国の都市化、工業化、エネルギー消費
第8章 中国における都市化の技術革新効果
第9章 中国の都市化が環境の質に与える影響
第10章 中国の都市化における配置と空間構造の最適化
第11章 農民の市民化への道に関する選択肢と制度設計
著者等紹介
魏後凱[ギコウカイ]
1963年中国湖南生まれ。1987年7月中国科学院地理研究所博士前期課程修了。2001年7月中国社会科学院研究生院博士後期課程修了、博士(経済学)。1987年8月より中国社会科学院工業経済研究所に入職、1994年より副研究員、1999年より研究員。2008年11月より中国科学院城市発展与環境研究所に入り、副所長。2015年7月より中国科学院農村発展研究所に入り、所長
張志剛[チョウシコウ]
1976年中国吉林生まれ。2007年3月一橋大学言語社会研究科博士前期課程修了。2013年3月一橋大学言語社会研究科博士後期課程修了、博士(学術)。2013年8月より中国・広東外語外貿大学日本語科講師。2014年12月より中国・広東外語外貿大学日本語科准教授。2021年1月より中国・広東外語外資大学日本語科教授
李宇霞[リウカ]
1977年中国吉林生まれ。2008年3月東京外国語大学博士前期課程修了。2018年3月東京外国語大学博士後期課程修了、博士(学術)。1999年7月より中国・燕山大学日本語科に入職、2005年より講師。2018年7月より中国・広東外語外貿大学に入り、2019年より准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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