内容説明
人工知能は経済をいかに変容させるのか。歴史や理論、データに基づいた客観的なエビデンスを踏まえて、学術的な議論を展開する。
目次
序章 本書の問題意識と概要
第1章 マクロ経済―成長・生産性・雇用・格差
第2章 労働―技術失業の可能性
第3章 教育―資源と成果の変容
第4章 金融―金融ビジネスとその変容
第5章 交通―自動運転技術の社会的ジレンマ
第6章 生産性―イノベーション戦略の重要性
第7章 物価―経済変動メカニズムの変容
第8章 再分配―ベーシックインカムの必要性
第9章 歴史―「大自動化問題」論争の教訓
著者等紹介
山本勲[ヤマモトイサム]
慶應義塾大学商学部教授、パネルデータ設計・解析センター長。ブラウン大学経済学部大学院博士課程修了(経済学博士)、日本銀行(1995~2007年)などを経て現職。専門は労働経済学。主な著作として『労働時間の経済分析:超高齢社会の働き方を展望する』(共著、日本経済新聞出版社、2014年、第57回日経・経済図書文化賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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