出版社内容情報
本書では、具体的には2008年のリーマン・ショック後の金融機関の再編、東日本大震災、高齢化、人口減少の影響を分析する。また、前著では取り上げることの少なかった信用協同組合(信組)や農業協同組合(農協)も分析の対象に加え、地域における経済活動との関係を踏まえて、地域金融システムの将来像をとらえていく。
内容説明
地域金融機関はいかに生き残るか。金融機関の再編、東日本大震災、高齢化、人口減少の影響を分析し、信用組合(信組)や農業協同組合(農協)も対象に加え、地域における経済活動との関係を踏まえて、地域金融システムの将来像をとらえる。
目次
分析の視点
第1部 地域金融機関の営業地盤と行動特性(地域金融機関の経営;地域銀行の営業地盤;地域銀行の経営行動;協同組織を代表する信用金庫;信用金庫・信用組合の経営体力;農業協同組合の金融活動;農業協同組合の経営効率性)
第2部 営業地盤の変化と対応(東日本大震災の影響;高齢化の進行;人口減少のインパクト;環境変化への対応と地域金融システム)
地域金融システムの課題
著者等紹介
堀江康煕[ホリエヤスヒロ]
1946年福井県生まれ。1969年東京大学経済学部卒業。博士(経済学)。日本銀行、九州大学を経て、関西外国語大学英語キャリア学部教授、九州大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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