内容説明
職業能力開発の機会に恵まれているのは誰なのか、人材育成に積極的なのはどのような企業なのか。実証データを基に、自己啓発を含めた日本の職業能力開発の全体像を、マクロ的視点から綿密に解き明かす!
目次
序章 なぜ職業能力開発を経済学的視点から分析するのか
第1章 日本の職業能力開発に変化はあったのか―1970年代から2000年代の職業能力開発の推移
第2章 企業はなぜ訓練を行うのか―企業内訓練の経済理論
第3章 どのような企業が訓練に積極的なのか―企業の訓練実施と人事管理制度
第4章 誰が企業内訓練を受けているのか―労働者のOff‐JT受講の規定要因
第5章 仕事をしながらの職業能力開発を受けているのは誰か―労働者の働き方とOJT受講の規定要因
第6章 企業内訓練には効果があるのか―訓練効果の計測
第7章 個人主導の職業能力開発を誰が行い、それは効率的に行われているのか―自己啓発の実施規定要因とその効果
第8章 人材育成と雇用創出をいかに連携させるか―アメリカ・ジョージア州のヒアリング調査から
終章 職業能力開発を促進するために
著者等紹介
原ひろみ[ハラヒロミ] 
東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。博士(経済学)(東京大学、2007年)。独立行政法人労働政策研究・研修機構研究員、副主任研究員を経て、日本女子大学家政学部家政経済学科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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