内容説明
世界的な不況下で勝ち残るための競争戦略とは。米国発の金融危機による不況に日本経済が巻き込まれるなか、躍進を続ける韓国・台湾・中国企業はどのような競争戦略を採っているのか。その分析・検証と競争力の低下した日本企業が今後進むべき方向を論じる。
目次
第1章 世界トップ100社で少ないアジア企業(フォーブス誌トップ100にみるランキング;デジタル製品の企業別世界シェア)
第2章 韓国財閥の興亡と突出する三星財閥(政経癒着で肥大した財閥;アジア通貨危機とリーマン・ショックの影響;財閥の破綻と金大中政権の改革;LGグループは持ち株会社化;現代自動車、グローバル企業に躍進;三星電子の業績、電機で世界トップ)
第3章 台湾ハイテク産業の成長と戦略(技術・資本集約型産業への転換が鍵;リーマン・ショックはアジア通貨危機より深刻;主役はIT・ハイテク産業;台湾企業の生命線は対中投資;パソコン王国への道)
第4章 躍進する中国家電・ITメーカー(白物・デジタル家電が主力;太陽電池と2次電池でも飛躍)
著者等紹介
浅海信行[アサミノブユキ]
1971年早稲田大学法学部卒業。日本貿易振興会(ジェトロ)入会、(財)交流協会台北事務所主任、(財)国際貿易投資研究所研究主幹、駐中国・ジェトロ大連投資アドバイザー、(財)日中経済協会調査部長、中央大学大学院経済学研究科兼任講師を経て、現職、拓殖大学政経学部非常勤講師および駒澤大学経済学部非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 幻の縄文語と邪馬壱国