出版社内容情報
本書は、アジア経済についてはじめて学ぶ学生・社会人を想定して執筆した教科書である。そのため読者に対して、アジア経済を学ぶために必要な情報や視座を提供することを目的としている。しかし本書の真の価値は、経済制度整備、中国経済の台頭と日本の位置付け、企業にとってのリスク管理という3つの点に配慮しながら、民間シンクタンクのエコ ノミストが執筆したところにある。併せて、最近の 企業動向や現地情報をコラムで紹介し、アジアで事業を展開している企業の方々にも活用していただける内容となっている。
序章 成長と安定のための経済制度改革
第1部 アジアの経済発展の特徴
第1章 アジアの経済発展と政府の役割
第2章 経済発展をもたらした直接投資と貿易
第3章 アジア通貨危機と経済再建への取り組み
第2部 経済発展と直面する問題
第4章 新たな成長シナリオを模索するNIEs
第5章 成長の踊り場を迎えたASEAN経済
第6章 真の経済大国への道を歩む中国
第3部 アジアと日本企業
第7章 日本企業の事業展開
第8章 エレクトロニクス産業と日本企業の事業展開
第9章 自動車産業と日本メーカーの事業展開
第10章 アジア金融市場と邦銀の事業展開
第4部 安全保障と経済協力
第11章 アジアにおける経済安全保障
第12章 地域経済統合の進展
第13章 日本の対アジア政府開発援助
あとがきに代えて：中国とどう向き合うか
資料：東アジア諸国の主要経済指標
索引
内容説明
アジアの現在を知り未来を読む最良の教科書。経済制度の整備、中国経済の台頭、企業のリスク管理という３つの点に配慮しながら、アジア経済をはじめて学ぶ大学生・社会人、アジア経済を学ぶために必要な情報や視座を提供する。
目次
成長と安定のための経済制度改革
第１部 アジアの経済発展の特徴（アジアの経済発展と政府の役割；経済発展をもたらした直接投資と貿易；アジア通過危機と経済再建への取り組み）
第２部 経済発展と直面する問題（新たな成長シナリオを模索するＮＩＥｓ；成長の踊り場を迎えたＡＳＥＡＮ経済；真の経済大国への道を歩む中国）
第３部 アジアと日本企業（日本企業の事業展開；エレクトロニクス産業と日本企業の事業展開；自動車産業と日本メーカの事業展開；アジア金融市場と邦銀の事業展開）
第４部 安全保障と経済協力（アジアにおける経済安全保障；地域経済統合の進展；日本の対アジア政府開発援助）
著者等紹介
今井宏［イマイヒロシ］
日本総合研究所調査部副主任研究員、立命館大学経済学部講師
高安健一［タカヤスケンイチ］
日本総合研究所調査部上席主任研究員、立命館大学経済学部講師
坂東達郎［バンドウタツロウ］
日本総合研究所調査部主任研究員、立命館大学経済学部客員教授
三島一夫［ミシマカズオ］
コーエイ総合研究所主席研究員、前・日本総合研究所調査部主任研究員、元・神戸大学大学院国際協力研究科助教授、元・立命館大学経済学部講師
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
