出版社内容情報
本書は、環境汚染問題を動学的な資源配分問題としてとらえ、環境問題解決への途を汚染制御の点から考える。
具体的には、直接労働が環境汚染的な生産要素を代替することが望ましいか、直接労働の代替的投入は消費と環境のトレードオフを克服できるか、環境汚染がもたらす被害が不確定な場合の社会の対処法、発展途上国にとって望ましい成長経路は先進国のかつての成長経路と同じか、途上国が成長する際の環境問題について先進国に望まれる役割は何か、といった観点から議論を進める。
【目次】
1 環境汚染の基本モデル
2 非汚染的生産要素の代替的投入
3 不確実性の下での汚染の最適制御
4 地方公共財としての環境汚染
5 持続可能な社会的厚生水準と国民計算上のGNP
6 今日の途上国に望まれる成長パターンと先進国の役割
終章
参考文献
索引
内容説明
環境汚染を動学的な資源配分問題としてとらえ、解決への途を長期的視点から考える。EXCELによる動学的最適化問題の解説付き。
目次
第1章 環境汚染の基本モデル
第2章 非汚染的生産要素の代替的投入
第3章 不確定性の下での汚染の最適制御
第4章 地方公共財としての環境汚染
第5章 持続可能な社会的厚生水準と国民経済計算上のGDP
第6章 今日の途上国に望まれる成長パターンと先進国の役割
著者等紹介
塩田尚樹[シオタナオキ]
1968年徳島県に生まれる。1991年神戸大学経済学部卒業。1998年神戸大学大学院経済学研究科博士後期課程修了。博士(経済学)神戸大学。現在、松阪大学政策学部講師
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