出版社内容情報
CVM(仮想市場法)は環境あるいは景観など私たちにとってかけがいのない存在物の価値を明らかにする手法として使われるようになったものである。
しかし、CVMは環境評価だけではなく政策評価や行政評価に用いることも可能である。(例えば、バリアフリー計画の評価、小中学校にいじめ問題対策の専門カウンセラーを置く事業の評価など。)なぜなら、CVMは通常、評価が困難とされている市場のない財・サービスの評価が可能だからである。
本書は、このCVMを実施するための方法を分野以外の人々にも理解できるようにわかりやすく
内容説明
政策評価や行政評価に使用するCVMを分野以外の人々にも理解できるようにわかりやすく具体的に解説。バリアフリー計画、小中学校にいじめ問題対策の専門カウンセラーを置く事業、介護問題、ダイオキシン対策などの評価に、幅広く適用できる。